南東北 2007年8月

 
トピック
リネン交換や洗髪 県中地区から28人が参加
高校生が一日看護体験
 県看護協会主催の「高校生の一日看護体験」が7月24日(火)に総合南東北病院で行われ、県中地区の高校生28人が参加しました。この看護体験は、これからの社会を担う高校生たちに実際の看護業務を体験してもらうことで、生命や思いやりの大切さを実感してもらうことを目的に毎年行われています。 最初にオリエンテーションがあり、鈴木恒子看護部局長から「看護師の仕事がどんなものなのかをよく見て看護師として働くことの喜びを味わい、何年か後に一緒に働けることを楽しみにしています」とあいさつがありました。生徒たちは2、3人のグループに分かれて病院内を見学したあと、各病棟でベッドメイキング、リネン交換、清拭、洗髪、入浴介助、食事の介助などを手伝い、実際の看護を体験しました。
 体験内容の大半が実際に患者さんを相手にするものだったため、戸惑う場面もありましたが、みんな真剣な面持ちで実習に取り組み、患者さんに声をかけながら作業する姿や、患者さんから話しかけられ笑顔で受け答えする様子も見られました。
 反省会では「普段できない経験ができ、とてもためになった」「将来、患者さんに頼られる看護師さんになりたい」など感想が述べられ、充実した実習となったようです。最後に最上悦子総看護師長から「今日の経験は今後の進路を決める上で、きっと何かの役に立つと思います。高校生のうちに、たくさんいろんな経験をして将来を決めてください」との激励の言葉が贈られました。
患者さんの髪を洗う高校生
☆2500人が訪れイベントや屋台楽しむ
病院まつり賑わう
 第16回を迎えた平成19年度の総合南東北病院まつりは晴天に恵まれた8月10日(金)午後2時から病院立体駐車場2階で賑やかに繰り広げられました。猛暑の中、2時過ぎには早くも大勢の市民やチビッコたちがつめかけ大賑わいの様相を見せました。
 藤沼親睦会会長の開会あいさつにつづいて、ボランティアによるチンドンヤが老健ゴールドメディアや会場を練り歩いたり、行健中学校など地域の児童生徒による吹奏楽演奏、ミスサリバンによるジャングリングショー、キャラクターショーなどが次々に披露され拍手を浴びました。会場にはジュース、焼きそば、焼きとり、フライドポテト、かき氷などの食べ物、人形すくいやストラック・アウト、型抜きなどの遊び屋台も出て子供たちに大人気でした。さらに“究極のがん検診機器”PETの紹介コーナーや、南東北健康倶楽部と郡山心臓を守る会、郡山人権擁護委員会などのテントも張り出され人目を引いていました。この中を病院ボランティアに手助けされた車椅子の老健利用者さんや入院患者さんなども真夏を楽しんでいました。
 3時30分過ぎに病院の寺西寧院長が「暑さに負けないよう、楽しんでください」とあいさつ、増子輝彦参議院議員も駆けつけて「よりよい医療の実現に全力を注ぎます」と決意を述べました。夕方からは一段と人出が増え、夕涼みをかねてアトラクションを楽しんだり、屋台を回っていました。最後のお楽しみ抽選会で午後8時に閉会しました。主催の親睦会では延べ2500人が訪れたと見ています。
キャラクターショーを楽しむ来場者たち
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