◇ばち状の爪
指先が太くなって爪が太鼓のばちの様な形になったものです。別名は時計皿爪。主に先天性の心臓病や慢性肺疾患の人にみられます。血液循環が悪くなって指先に血液が溜まってしまうのが原因、と考えられています。肺がんでは自覚症状より早く、爪の異常に気付いて疾患が発見されることもあります。 |
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◇スプーン状の爪
爪の真ん中がくぼみ、爪甲が薄くなってスプーンの様になります。長い間に変形していくもので鉄欠乏性貧血が考えられ、一定期間の鉄剤を服用することで治ります。また甲状腺機能亢進症が原因のこともありますので、首に腫れを伴う場合は内科受診を。 |
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