南東北がん陽子線治療センターhttp://www.southerntohoku-proton.com/

先進医療実施施設に 〜 2月1日付 厚労省が認定 〜
 (財)脳神経疾患研究所附属「南東北がん陽子線治療センター(不破信和センター長)」は悪性腫瘍に対する陽子線治療の先進医療実施施設として、平成21年2月1日付けで厚生労働省から認定されました。

平成20年10月から治療を開始した南東北がん治療センター

 現在、陽子線治療は様々ながんに対して高い治療効果が認められています。しかし、健康保険など公的保険の適用範囲外となっているのが短所となっています。南東北がん陽子線治療センターは、日本で唯一の民間病院運営の陽子線治療を平成20年10月から開始すると同時に、少しでも多くのがん患者さんが治療を受けられる環境を整えるため、平成21年1月に厚生労働省に「先進医療施設として認定するよう」申請していました。それが2月1日付けで認定されたものです。
 これによって、2月1日以降に南東北がん陽子線治療センターで悪性腫瘍に対する陽子線治療を受けた場合は「先進医療に係る費用」つまり陽子線治療の技術費以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料など)の費用は一般の公的保険診療と同様に扱われて、保険給付を受けることが可能となりました。また「先進医療を受けた場合には給付金が支払われる」という特約がついた民間医療保険に加入している場合は、この給付対象になることもあります。
「先進医療」とは|保険診療の水準超える高度医療
 現時点では公的保険診療の水準を超える高度な技術を使って行う医療行為を指します。その高度な医療技術ごとに一定の施設基準を設けて、その施設基準に該当する保険医療機関は届け出ることで保険診療と併用することが出来る、とされています。しかし先進医療の技術料は全額自己負担(健康保険が効かない)とされています。

平成20年度の手術

総数5966件に
 総合南東北病院・南東北医療クリニック・南東北眼科クリニックで平成20年(1月〜12月)に行なわれた手術件数は5966件と、6000件に迫っています。手術室のまとめによりますと、12月に553件と単月では過去最高を記録しました。
 月別では最高が12月の553件、続いて10月540件、以下は7月528件、5月502件、4月500件、6月493件、9月484件、11月482件、2月481件、1月475件、3月466件、8月462件の順となっています。1カ月で最も多い件数は眼科の6月で115件でした。
 診療別ではトップは眼科の1179件(本院とクリニック)、次いで外科の956件、以下、整形外科758件、形成外科687件(本院とクリニック)、脳神経外科624件、耳鼻咽喉科541件、泌尿器科522件、心臓血管外科244件、婦人科138件、呼吸器外科122件、産科・周産期センター44件、小児心臓外科42件、皮膚科35件(本院とクリニック)、呼吸器内科25件、麻酔科22件、消化器内科18件、小児科5件、循環器科2件、放射線科2件、となっています。

患者さんからの礼状

食事がおいしく|献立表持ち帰る
 今日は献立表をお届け下さいまして、有り難うございました。もう半月以上入院しておりますが、毎日の食事がとてもおいしく、大満足しています(同室の患者さんも皆さんが大変おいしい≠ニ完食です)。他の病院へ何度か入院の経験はありますが、こちらの病院食ほど患者にとって思いやりのある献立と調理≠ノは感心させられました。
 これからも毎食たのしみにしておりますので、大変な仕事でしょうが、お身体に気をつけられて頑張って下さい。毎食のお膳のメニュー表は家に持ち帰り参考にしたいと思い、大切に保存しております。また、何かお聞きするかもしれませんが、その節はよろしくお願いいたします。本当に有り難うございました。
(T・S 女性)
トップページへ戻る