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炭のパワー

浄化・脱臭・遠赤外線 秘密は繊維の孔に
 近年、静かなブームになっているものに「炭」があります。この炭のパワーは私たちの身体に、そして生活環境に様々な良い効果をもたらしてくれる、と言われています。
 炭のパワーの秘密は、炭に無数に空いている繊維の孔にあります。この孔が有害物質や悪臭物質を吸着してくれるため、様々な場所に炭を置くことで浄化や脱臭効果を得ることが出来るのです。その他にも、炭から放出される遠赤外線や天然ミネラルなどの効果も見逃せません。そこで具体的に、炭をどのように利用すると、どんな効果が期待できるのか調べてみましょう。
(1)生ゴミ容器・くつ箱・トイレなど=脱臭効果 (2)冷蔵庫=脱臭、野菜や果物の鮮度維持(エチレンガスを吸着するため)(3)押し入れ・クローゼット=湿度の調整(湿度が高いときは水分を吸着し、湿度が下がると、その水分を放出する)(4)部屋の中=湿度の調整、化学物質の吸着、電磁波のカット (5)水道水=浄水効果(塩素やカルキなどを吸着する)、天然ミネラルを添加E炊飯器=浄水効果、天然ミネラル添加、遠赤外線効果
 これらは炭活性法の一部にすぎません。次の炭の種類別の効用を参考に、暮らしの中に炭を取り入れてみてはいかが。
黒炭
 クヌギ、コナラなど様々な原木から作られる。低温で蒸し焼きにして炭化したあと、窯を密閉して鎮火させる。ゆっくり冷却して窯から取り出す。アルカリ性物質を吸着しやすい性質があり、トイレのアンモニアなどの脱臭に向く。
白炭
 カシ、ナラ、ウバメガシなど堅い原木を使用する。窯を1000度くらいまで上昇させたら火の付いた炭を窯外にかきだして消し粉をかけて消火、冷却させる。この消し粉で白くなるため白炭と呼ばれる。備長炭はウバメガシから作られる白炭の高級品。酸性の物質を吸着しやすい性質があり、くつ箱の中やたばこの脱臭に向いている。
竹炭
 竹から作られた炭。繊維の孔が非常に小さく、吸着効果が高い。

最近よく聞く言葉

アルファ波・ベータ波

 人間の脳からは、その活動に伴って微弱な電気信号=脳波が発生します。脳波は周波数と振幅によって4つに分類されます。そのうちの2つがアルファ波とベータ波です。近年になって、人間の精神活動と脳波が極めて深い関係にあることが明らかになってきました。
 ベータ波は緊張・不安・興奮などの精神状態にあるときに現れる脳波です。一方、アルファ波はリラックス状態の脳波と言われていますが、思考や意識を集中している場合も認められ、精神が良好なコンディションにあることを示します。このアルファ波はストレスの解消や脳の活性化、免疫力を高めるなど、心身に好影響をもたらす、ということで大いに注目を集めているのです。
 アルファ波を誘導する方法としては、ハーブやアロマテラピー、ヒーリング・ミュージックといった外的な働きかけや、自律調練・ヨガ・座禅など自発的なものまで、リラクゼーション法は様々です。その中から自分に合ったものを見つけることが大切です。
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