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「ワクチン」には大きく分けて「生ワクチン」と「不活化ワクチン」、「トキソイド」の3種類があります。それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。
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生ワクチン
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ウイルスや細菌の毒性、発病力を弱めてつくったワクチン。ウイルスや細菌が体内で増殖するので、接種後しばらくしてから発熱や発疹など、その病気の症状が軽く現れることがあります。生ワクチンは免疫不全者(水痘ワクチンを除く)および妊婦には禁忌です。続けて異なる種類のワクチンを接種する場合、27日以上間隔をあける必要があります。
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主なワクチン
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麻しん風しん混合(MR)、麻しん(はしか)、風しん、おたふくかぜ、ポリオ、BCG、水痘など
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不活化ワクチン
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感染力や毒力をなくすため、ホルマリンや紫外線などで処理をした病原体ないしその成分で作ったワクチン。生ワクチンのように体内で増殖することがないので、1回の接種だけでは必要な免疫を獲得・維持できません。そのため、数回の接種が必要となります。免疫不全者にも接種できますが、十分な免疫を獲得できない場合があります。続けて異なる種類のワクチンを接種する場合、6日以上間隔をあける必要があります。
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主なワクチン
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三種混合(DPT)、インフルエンザ、日本脳炎など
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トキソイド
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細菌のもつ毒素を取り出し、その毒性を無毒化して免疫原性だけを残したもので、不活化ワクチンの一種です。続けて異なる種類のワクチンを接種する場合、不活化ワクチン同様、6日以上間隔をあける必要があります。
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主なワクチン
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破傷風、ジフテリアなど
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(参考:武田薬品Hp 薬剤科 佐久間眸)
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