広報誌 南東北

第221号

当院の「脳ドック」が学会の認定施設に

 総合南東北病院では早くから健康診断の一つとして人間ドックの中に脳健診を組み込んだ「脳ドック(日帰り)」を行ってきましたが、この度、5月1日付で(社団)日本脳ドック学会から当院施設が「学会認定脳ドック施設」として認定され、このほど認定証が届きました。認定期間は2010年5月1日から2015年3月31日までの約5年間となっています。

当院に届いた認定書

 当院予防医学事業課では、MRI(超電導核磁気共鳴装置)による脳血管撮影などで脳卒中の予防に努めてきていますが、これを機にさらに充実した「脳と体のドック」をはじめ各種ドック・検診を進めていくことにしています。

救急搬送が過去最高 / 499台で502名(7月)

 7月中に総合南東北病院に搬送された救急車の台数は499台、運び込まれた患者さんの数は502人と、過去最高を記録しました。
 当院では「救急車は絶対に断らない」をモットーに掲げて、今春にこれまでの救急センターを大改造して、これまでより約2倍に拡張し5つの診察室、20のベッド、さらに感染症の隔離室、陰圧室などが設けられました。また、専属の医師として沼澤真一先生(脳神経外科)がセンター長となって、数多い救急患者さんの診療に当たってきています。こうした成果は7月になって搬入患者さん数が502人と大台を超えることにつながりました。救急車の内訳は診療時間内が197台、時間外が302台に上っています。この他の時間外に受診した患者さんも1、785人となっています。当院では今後もとかく問題が起きがちな救急医療の全力を挙げて取り組んで「救急なら南東北」の実を上げていく方針でいます。

大賑わい 病院まつり/職員による「よさこい」競演も

 第19回を迎えた「2010総合南東北病院まつり」は8月15日(日)午前10時から病院立体駐車場の2階で華やかに開催され、大勢の患者さんやご家族、市民が詰めかけて大賑わいでした。
 今回は趣向を変えて日曜日の開催、そして午前は南東北グループ施設の職員による「よさこいソーラン大競演会」が開催され、9チームが出場してパフォーマンスを競いました。このあとは午後5時まで天装戦隊ゴセイジャーのショー、マジックバルーン体験、地元の児童の演奏会やちんどん屋による演奏、そして射的や輪投げ、ふあふあドームホース、やきそばやフランクフルト、お好み焼き棒、かき氷などの模擬店がズラリ。どのイベントも模擬店も入院患者さんや施設の利用者さん、そのご家族、そして訪れた子供たちが群がって夏のまつりを楽しんでいました。また会場にはテント張りの健康相談コーナーも設けられ賑わっていました。

よさこい踊りで盛り上がった病院まつり

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