広報誌 南東北

第223号

「感染予防週間」行事を展開

展示紹介や講演会/日頃からの対策アピール
 大学付属病院などで多剤耐性アシネトバクター菌など院内感染症が大きな問題になっていますが、総合南東北病院では早くから「院内感染対策室」を設置し、医師および(社)日本看護協会が認定した感染管理認定看護師を対策室に配置して日頃から感染予防と対策に当たっています。そして、この取り組みの一環として9月27日(月)から10月2日(土)までの1週間を、病院独自の「感染予防週間」に定めて各種のイベントを展開しました。

手の汚れを検査する看護師たち

 一般市民を対象にした催しとしては、病院中央棟1階の外科外来診察室の脇に展示ブースを設置して感染予防に関する用品を展示して紹介しました。また「手洗いキャンペーン」として待合室に手の汚れを検出する機器を置いて洗浄前の手、洗浄後の手を検査して、洗っても細菌がいかに残っているかの実験を来院者に試して頂きました。
 9月29日(水)午後4時からは北棟1階NABEホールで一般市民を対象にした講演会が開かれました。一般一般財団法人「化学及血清療法研究所」の岡本圭司先生を迎えて「今年のインフルエンザとワクチン」の演題で講演して頂きました。岡本先生はこの中で、インフルエンザの今年の傾向や混合ワクチンなどの最新情報を解説し注目されました。

病院女子チーム特別賞 / 郡山地区自衛消防操法大会で

みごとな操法を披露する女子チーム
(手前がプスパワティさん)

 平成22年度の郡山地区自衛消防操法大会は10月6日(水)に郡山市日和田町の郡山フェスタ駐車場で開催され、総合南東北病院から出場した女子チームが特別賞に輝き、賞状と特別賞盾を手にしました。また男子チームも優秀賞に入り賞状を受けました。同じく参加した総合南東北福祉センターの混成チームも優秀賞に入りました。これより先に9月9日に開かれた田村地方の大会でもグループの大越診療所のチームが優秀賞と特別賞に輝いており、南東北グループ施設の自衛消防のレベルが極めて高いことが立証されました。
 特別賞になった3人操法の女性チームは3人の中に今年1月にインドネシアから日本の看護師資格を取得するため総合南東北病院に留学、病棟勤務で勉強中のプスパワティさんが初めて加わって2番員を務めました。3人ともよく通った声とキビキビした動作で注目を集め、セリフが一番多いプスパワティさんもハッキリした言葉でひけをとりませんでした。
 一方、大越チームは2人操法の部に看護師と介護福祉士で編成して出場し優秀賞チームに選ばれた上、さらにその中から特別賞に輝いたものです。
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