広報誌 南東北

第224号

正しい手洗い

5つのポイント守って
 インフルエンザや風邪の予防にはうがいと並んで手洗いが有効と言われています。そこで「正しい手洗い」を紹介します。まずは、キチンとした手洗いをマスターして今年のインフルエンザや風邪対策に備えましょう。
正しい手洗いのポイント
 @石鹸を適量手にとり、左右の手のひらを合わせてよく泡立てるA手の甲を片方の手のひらでこするB指を組んで両方の指の間をこするC親指をもう片方の手で包み、こするD指先(爪)でもう片方の手のひらをこするE両手首まで丁寧にこすり、流水ですすぐ
 以上の5つを1セットにして、1回15秒〜20秒かけて行います。特に指先・親指・手の甲・手首は洗い残しやすいので注意が必要です。また固形石鹸に比べ、泡タイプの石鹸の方が洗い残しは少ないようです。最近では新型インフルエンザ予防目的から、いろんな場所でアルコールを含んだ「速乾性手指消毒剤」を見かけます。なかなか手を洗えないような環境では有効な予防手段と考えられます。ただし、少量の消毒剤を手に擦り込んだだけではキチンとした殺菌効果は得られません。そこで、次のような適切な使用法を身に付けましょう。
速乾性手指消毒剤の使用ポイント
@乾いた手に使うAポンプを最後まで押し切る(1回に約3mlが目安です)B手の全体によく乾くまで(20秒程度)擦り込む)
 (薬剤科 佐久間眸)
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