広報誌 南東北

第224号

南東北グループ学術学会

職員が研究を発表700人参加、演題は68に
 11月3日(水)「文化の日」午前8時45分から総合南東北病院で「平成22年度南東北連合学術学会」が開催され、約700人の南東北グループ職員が参加しました。この南東北連合学術学会は南東北グループの医療・福祉施設に勤務する職員が集まる学会で、日々の業務経験から学んだことや研究の成果を発表します。  学術学会長の寺西寧先生(総合南東北病院 院長)の開会のあいさつのあと、北棟1階NABEホールでは一般演題(看護、リハビリ、事務、検査、介護)31題、北棟6階第5会議室では一般演題(医師)22題、中央棟4階大講堂ではポスター演題(介護・看護・リハビリ)15題の発表が行われました。  午後3時から審査結果が発表され、輝く総合優勝は「役に立ってる?自作の医療機器管理ツール」の演題で発表した(医)総合南東北病院の狩野真一さんに決まり、渡邉一夫理事長から表彰状と賞金、真紅の優勝旗が贈られました。

次々に研究成果が発表された学術学会会場

 一般市民を対象にした催しとしては、病院中央棟1階の外科外来診察室の脇に展示ブースを設置して感染予防に関する用品を展示して紹介しました。また「手洗いキャンペーン」として待合室に手の汚れを検出する機器を置いて洗浄前の手、洗浄後の手を検査して、洗っても細菌がいかに残っているかの実験を来院者に試して頂きました。
 9月29日(水)午後4時からは北棟1階NABEホールで一般市民を対象にした講演会が開かれました。一般一般財団法人「化学及血清療法研究所」の岡本圭司先生を迎えて「今年のインフルエンザとワクチン」の演題で講演して頂きました。岡本先生はこの中で、インフルエンザの今年の傾向や混合ワクチンなどの最新情報を解説し注目されました。

患者さんから礼状/ただ感謝の言葉だけです

 感謝の言葉が言いたくてペンをとりました。私は6月に入院して翌日に手術となりました。主治医の後藤博美先生、伊崎先生、佐藤先生、山本先生に心より感謝とお礼が言いたかったです。遠方から来ている私には、先生方の優しさは嬉しいものでした。職業とはいえ、外来の合間を縫って回診に来て下さり、どれほど心が癒されたことか、はかり知れません。諸先生のその「神の手」で一人でも多くの患者さんを救ってください、私がして頂いたように。ただ感謝だけです。有り難うございました。
 そして5病棟の全ての看護師さんへ。何時もスマイルで優しさを頂きました。自分が病気になり、教えて頂いたことが沢山ありました。重労働の仕事ではあると思いますが、病める患者さんの太陽でいて下さい。どれほど救われるか分かりません。嫌な顔ひとつしないで、いつも真心を下さったこと、有り難うございました。いつまでも健康でスマイルが素敵な看護師さんでいて下さい。
(M・G 60歳女性)
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