広報誌 南東北

第228号

フィットネスがもつ可能性

 さて今月の話題は、フィットネスがもつ可能性についてお話したいと思います。
 わが国は長引く不況、デフレスパイラルによる家計の圧迫、そして今回の国債格付けの下落と将来を考えると暗澹たる気持ちになるばかりです。社会保障についても不透明な要素が多く、経済破綻のXデーはそう遠い将来ではないとの見方がまことしやかに囁かれるほどです。そんな中、不況になればなるほど人々の意識は健康づくりに向けられるといわれます。そこでフィットネスができることはたいへん重要であるといえます。人は人生の中で老いを避けられないものとしてとらえてきました。でも日々のトレーニングにより少しでも老いや病を先送りして現役生活を長くできるとしたら、元気な高齢者が増加しひとりひとりが自分の健康管理は自分でできるようになったら…その社会的価値は計り知れないほど大きなはずです。少しの努力とトレーニングで老化だからとあきらめていた身体機能が、若く輝いていたあの頃に少しでも戻ることができたらきっと素敵なことですね。
 娯楽的な要素の強いフィットネスクラブではなく真摯に健康づくりをめざし、しっかりと社会貢献できる地域のステーションとしてエルフィットはこれからも歩き続けていきたいと思います。
 (チーフトレーナー 仲田貴之 電話:024-991-1045)
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