広報誌 南東北

第237号

当院の女子が最優秀賞

今年の自衛消防操法大会

キビキビした操法で優勝した当院女子チーム
郡山地方広域消防組合管内の2011自衛消防操法大会は、10月12日(水)午前9時から郡山市の日和田ショッピングモール・フェスタ駐車場で開かれ、総合南東北病院女子チームが3人操法で1位の最優秀賞に輝きました。
大会は同組合と郡山地方消防防災協会の共催で、昨年まで管内3カ所で開かれていましたが、今年は東日本大震災の影響から1カ所での開催となりました。大会には管内45事業所から53チームが参加、3人操法の部と2人操法消化器の部、同消化栓の部に分かれ「119番通報・避難誘導」「初期消防」「人命救助」の3項目について安全と迅速、正確さを競い合いました。
東日本大震災で防災・防火の意識が高まっていますが、各チームとも日頃の訓練の成果を発揮しようと本番さながらの動作を繰り広げました。
その結果、当院女子チームが3人操法の部でトップの最優秀賞、男子チームが優秀賞を獲得しました。17日(月)の朝礼の席上快挙≠ェ報告され、渡邉一夫理事長から改めて表彰状が伝達されました。

鳩山元首相らが来院


放射線技師の説明を聞く鳩山元首相
鳩山由紀夫元首相ら民主党の議員団が10月15日、郡山市の総合南東北病院を訪れ、医療クリニックとがん陽子線治療センターを視察しました。
3・11東日本大震災復興視察で前日の本宮、二本松両市の農家視察などに続き松野頼久代衆議院議員(熊本)尾立源幸参議院議員(大阪)ら8人とともにバスで訪れました。
鳩山元首相らは渡邉一夫理事長の案内でまず医療クリニックにあるPET検査を見て回りましたが、先端医療に感心した様子。がん陽子線センターでは不破信和センター長の説明を受けながら回転ガントリーや照射室を見学。ピンポイントでがんを治療する陽子線治療の現状や他の治療法との違いを聞きながら理解を深めていたようです。鳩山元首相は視察の途中、病院を訪れた郡山市民に握手を求められる一幕もあり、驚いた様子でした。一行には当院に関係深い山口和之衆議院議員(比例代表)、それに本県の太田和美衆議院議員も同行しました。

露MCCと医療協定


覚え書を示す渡邉理事長とゲオルギ院長(左)
一般財団法人脳神経疾患研究所とロシアの医療機関MCC(メディカル・クラブ・コンシリアム・ロシア)との医療連携協定(MOU)調印式が11月9日午前9時から郡山市の総合南東北病院NABEホールで行われ、医師の派遣や健康科学の共同研究などについて協定を締結しました。
経済産業省から委託を受け共同で行う事業で同研究所が海外医療機関とMOUを締結するのは中国、ブルネイ、サウジアラビアなどの医療機関に続き5番目。今回の協定の主な柱は@学術会議や研修会の合同開催A医師・看護師等の派遣B患者の治療C健康科学の共同研究-などです。
調印式には同研究所の渡邉一夫理事長、MCCのアフヴェディアニ・ゲオルギー・グラモヴィッチ院長が出席し同病院の幹部や医師が見守る中で覚書に調印し文書を交わしました。ゲオルギー院長は調印に先立ち同病院のカンファランスで「ロシアの医療事情」と題して講演しました。
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