広報誌 南東北

第241号

24年度医学健康講座日程決まる

演題「切らずに治す最新の放射線治療とロボット手術」

トップは渡邉理事長
総合南東北病院が毎月第3木曜日に開催している医学健康講座の平成24年度日程が決まりました。17年前から市民を対象に開いている講座で、今年も新しい治療法や医療・医学情報をご紹介します。
トップは4月19日第3木曜日の午後2時から同病院北棟1回のNABEホールで、恒例により南東北グループを率いる渡邉一夫理事長・総長が「切らずに治す最新の放射線治療とロボット手術」と題して講演します。
21世紀の医療は、がんの撲滅―といわれますが、総合南東北病院は、平成20年10月に民間医療機関として全国で初めてシンクロトロンを備えたがん陽子線治療センターを開設。ガンマナイフやIMRT(強度変調放射線治療)などを導入すると共に予防医療の最先端設備としてPET―CT、PETカメラを備えて検診を呼び掛けがんの早期発見と治療を強化しています。すでに陽子線治療を受けた患者は、昨年末で1300人を突破。がん陽子線治療センターがPTCOG(粒子線治療国際会議)へ入会が正式に認められ“世界の粒子線施設”として認知されました。
わが国では粒子線がん治療の全国的普及に向け動きがよくやく活発化。同時にBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の研究についても国が予算化するなど放射線治療によるがん撲滅対策が積極的になってきています。
渡邉理事長は今回の講座で放射線治療の最新情報、さらに世界の医学会で進むロボット支援手術の現状についても詳しく解説する予定です。ぜひ聴講下さい。受講は無料です。講座の送迎バスは郡山駅発午後1時発、病院同3時25分発をご利用下さい。5月以降の日程と講演、講師は4月号に掲載します。

 

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