広報誌 南東北

第241号

さわら(鰆)

血液さらさら“出世魚”

さわらの「さ」は狭い、「わら」は腹のことで身体が細く腹の狭い魚という意味で名付けられたそうです。成長によって呼び名が変わる出世魚で、50cmまでを「さごし」、70cmまでを「やなぎ」、それ以上のものを「さわら」と呼びます。
栄養
さわらには、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった不飽和脂肪酸が含まれています。DHAやEPAは血液をサラサラに保ち、脳細胞活性化やコレステロールの低減にも効果が期待できます。子どもからお年寄りまでお勧めの魚。たんぱく質をエネルギーに変える働きがあるビタミンB2も含み、脂質や糖質の代謝に関係し、細胞の再生(皮膚、髪、爪など)を助け、粘膜を保護する働きがあります。
料理
簡単でおいしいレシピ・さわらのみそマヨネーズ
◇材料(2人分)
●さわら=2切
●塩・酒・サラダ油=少々
●みそマヨネーズソース
マヨネーズ=大さじ3
みそ=大さじ1/2
白すりごま・七味唐辛子=少々
◇作り方
@さわらに塩と酒を少々ふり、10分ほどおいて汁けをふく
Aみそマヨネーズソースの調味料を合わせる
Bオーブントースターにアルミ箔を敷き、サラダ油を塗り、@のさわらを置いてみそマヨネーズソースを塗り、
オーブントースターで7〜8分焼く
C器に盛り付けて出来上がり。付け合せに季節の野菜を添えると彩りもよいでしょう。
(参考:食材大辞典、みんなのきょうの料理HP 栄養管理科 宗形綾子)

コレステロールの低減も

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