相談課からのメッセージ

「高次脳機能障害を支援」

高次脳機能障害

 「高次脳機能障害」とは交通事故や転倒などにより頭を強く打ったり、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害により、脳の一部に損傷を受けたため、記憶や言語といった高度な脳の働きに支障が現れたりする場合に、その障害のことを指します。この高次脳機能障害の方は外見からでは障害が有ることが分かりにくいため、周囲の理解を得ることが難しいと言われています。事故や病気から一命を取り留めたものの、社会生活に戻ってから勉強や仕事、対人関係が高次脳機能障害のためにうまくいかなくなり、本人や家族の精神的な負担が大きくなってしまう場合もあります。ですから家族は勿論、障害を持つ方の学校や職場など社会全体で、この病気に正しい理解を持つことが必要なのです。
福島県高次脳機能障がい支援室
 福島県では高次脳機能障害の方を支援するため総合南東北病院を支援拠点機関として指定し「福島県高次脳機能障がい支援室」を設けて支援コーディネーターによる相談を行なっています。支援室は病院中央棟1階の医療相談課の隣にあります(相談専用電話024―934―5680)。※支援室の名称では障害を「障がい」と表記しています。
障がい者と家族の会
 脳外傷児・者およびその家族の親睦や情報交換、相互支援を通じて生活安定や社会的環境の改善を図ることを目的として「高次脳機能障がいの方と家族の会」(事務局:福島市岡部字高畑96-4、ループ内、TEL:024―533―5391)が結成されて様々な活動を行なっています。
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