最近よく聞く言葉
            カテーテル
 カテーテルはもともと、液体(薬剤や栄養剤)の注入、または内容物の排出などに使用する管状のものを呼んでいます。ゴム、金属、グラスファイバーなど様々な材質のものがあります。また気道、食道、胃、膀胱など使用部位によって形状も異なります。
 近年になって、このような従来のカテーテルの他に、診断に使うカテーテルが開発され、医療の格段の進歩に貢献しています。点滴の際に使用する管や、尿などを排出する管だけがカテーテルではなくなっているのです。内視鏡は現在では診断・治療に無くてはならない医療最先端器具となっていますが、この管の先端にマイクロスコープを取り付け、形状記憶合金などのワイヤーを管に通すなどして、様々な機能を備えされているものも開発されています。これらは「マイクロカテーテル」などと呼ばれています。
 また、血管の拡張や収縮を管の中に空気を送り込んで人工的に行うバルーンカテーテルやステントを留置するカテーテルなども出来ています。

トップページへ戻る