最近よく聞く言葉
            オーガニック食品
 このところ、中国産の冷凍ギョウザ殺虫剤混入事件で、食品の安全性が盛んに言われています。そこで、オーガニック食品を取り上げてみました。  
 英語のorganicには「有機の」という意味が有ります。オーガニック食品とは、つまり無農薬、無化学肥料で栽培された農産物(有機栽培)、およびこれから作られた食品の総称です。  
 年々、消費者の健康・安全志向や環境保全意識の向上によって、有機農作物の需要は高まりをみせています。ところが、日本ではそのガイドラインが曖昧だったため、「有機」という表示が氾濫してしまう事態を招きました。既に欧米ではオーガニック食品について厳密で明確な基準が設けられています。これが世界的に広まりを見せる中、日本でもようやく有機農作物の規格化が実現しました。  
 それによると @農作物は3年以上継続して農薬・化学肥料を使用していない農地で有機栽培されていること A加工品は合成・化学添加物を使用していないこと Bそれらを第三者の認証機関が審査・認定しているもの、についてのみ「有機JASマーク」(イラスト参照)を表示し、それをもってオーガニック食品である、とされています。また偽物に対しては罰則規定も設けられています。
 
有機食品JASマーク
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