栄養管理のプロがススめる  脳を元気にする料理献立集
おいしい食卓
 
 旬のさんまは値段も手頃で、焼き魚としても美味しくいただけますが、今回は少し手を加えて「さんまの辛煮」をどうぞ。
 さんまは、良質なたんぱく質でエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸という不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
 エイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸は、コレステロールを抑え、脳血栓などを予防します。また、ドコサヘキサエン酸は、脳細胞を活性化させるので、認知症予防に効果があります。
 ちょっぴり辛味を効かせて、食欲と脳を刺激する一品です。
さんまの不飽和脂肪酸でコレステロール低下
辛味成分で大脳を刺激

さんまの辛煮
材料 (4人分)
さんま 4尾
ししとう 8本
しょうが 30g
水 3カップ
調味料
しょうゆ 大さじ4
酢 大さじ4
砂糖 大さじ3
さんしょうの実 適量
作り方
さんまは頭と尾を切り落とし、はらわたをかき出して塩水で洗い、水気をふきとる。1尾を4〜5つずつに切る。
ししとうは包丁の先か竹串で1か所空気穴をあける。しょうがはせん切りにする。
鍋に水と調味料を入れて煮立ててしょうがを加え、さんまを並べ入れる。煮汁をすくいかけて落しぶたをし、中火で10分ほど煮る。
さんしょうの実を加え、煮汁が少なくなるまでさらに煮て、仕上げにししとうを入れてひと煮する。

献立◎総合南東北病院栄養管理科・老健ゴールドメディア栄養管理科・福祉センター栄養管理科
 
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