健康注意報
 
食生活充実度
 
食事の量や栄養バランスとともに“食べ方”も重要なポイントです。
 生活習慣病 食生活のバランスはとれていますか?食生活のバランスが崩れると肥満に陥りやすく、様々な生活習慣病を招いてしまいます。健康的な食生活とは食事の量や栄養バランスが適切なことは勿論ですが、どのような食べ方をしているのか、も重要なポイントとなります。
転ばぬ先のセルフチェック
チェック表
●当てはまる項目をチェックしてください。
1 朝食はきちんと食べる
2 夜食はほとんどとらない
3 3食、規則正しく食事をしている
4 家族と食事をする機会が多い
5 いつもゆっくり食べている
6 固い食べ物も好むほうだ
7 間食はそれほどしない
8 満腹まで食べずに、腹八分目で食べ終える
9 テレビを見ながら食べるなど 「ながら食い」はあまりしない
 
7〜9個 よい習慣性を維持しよう。
4〜6個 できるところから改善を。
0〜3個 根本から変える必要あり
 
【セルフチェックの解説】
<1、2>
朝食は脳や身体を働かせるエネルギー源となります。一方、夜食は脂肪として蓄えられます。朝食をおいしく食べるためにも、夜遅い時間の食事は控えましょう。
<3>
空腹時間が長くなると、反動で食べ過ぎやすく、また脂肪の吸収も高まります。まとめ食いは肥満のもとです。
<4>
家族や友人との食事は楽しい時間となり、満足感があります。また、ストレス解消にもなります。
<5、6>
ゆっくり、よく噛んで食べると唾液が多く分泌されます。食事がおいしく感じられ、満足感も得られます。固い食べ物は歯やあごを強くすることはもちろん、早食いの防止にも役立ちます。
<7、8>
間食や大食いは肥満のもと。意識して、ほどほどで箸を置きましょう。
<9>
「ながら食い」は食べた割には満足感が得られにくく、食べ過ぎてしまう原因になります。
 
食と健康について
 がん、心疾患、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病には、栄養や食生活が関連している場合が少なくありません。毎日の暮らし方や食事の仕方をちょっと工夫してみることで、生活習慣病を遠ざけることができるなら、それに越したことはありません。
 朝食を摂らない人が増加したり、過度のダイエット志向など、食習慣を遠因とする人々の健康への影響も懸念されています。
 健康教育の一環として学校では児童生徒に食に関する指導も行われるようになってきました。今回のセルフチェックは子どもたちにとっても大切です。
 将来にわたって健康な生活を送るためにも、お子さんやお孫さんなどと一緒にチェックしてみてください。
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