新型インフルエンザ

正確な情報を収集し、パニックに陥らないよう、冷静に対応しましょう。

 この記事は、総合南東北病院ホームページ「@南東北情報BOX」と、厚生労働省ホームページをもとにまとめています。情報は刻々と変わる可能性があります。厚労省ホームページやニュースなどで最新の情報をチェックして下さい。
(5月18日現在)

 現在、新型インフルエンザが発生し、全世界的に警戒が続いています。個人レベルにおいても、行政機関や保健所などからの情報を集め、冷静に対応することが大切です。
  • 外国から帰国する際、発熱や咳などインフルエンザのような症状がみられる方は、入国時に検疫所へ相談してください。
  • 発熱や咳など、インフルエンザのような症状がみられた方は、お近くの保健福祉事務所及び保健所、厚生労働省に相談してください。
個人でできる感染対策
 新型インフルエンザの対策は、通常のインフルエンザ対策の延長線上にあります。その対応に準じて取り組みを始めることが大切です。 通常のインフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
  このため、新型インフルエンザの予防には、通常のインフルエンザに対する下記のような取り組みを習慣づけておくことが重要で、一人ひとりがいわゆる「咳エチケット」を心がけることが求められます。
咳エチケット
  • 咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い、他の人から顔をそらす
  • 使ったティッシュは、直ちにゴミ箱に捨てる
  • 咳やくしゃみ等の症状のある人には必ずマスクを着けてもらう(個人が使用するマスクで最適なのは、不織布製マスク)
  • 咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗う
   また、「咳エチケット」以外にも、次の点について心がけましょう。
その他の注意点
  • 帰宅後や不特定多数の者が触るようなものに触れた後の手洗い・うがいを日常的に行う
  • 手洗いは、石鹸を用いて最低15秒以上行うことが望ましく、洗った後は、清潔な布やペーパータオル等で水を十分に拭き取る
  • 感染者の2メートル以内に近づかないようにする
  • 流行地への渡航、人混みや繁華街への不要不急な外出を控える
  • 十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとり、規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つ
厚生労働省ホームページ http://www-bm.mhlw.go.jp/index.html
新型インフルエンザとその対策に関する詳しい情報は厚生労働省ホームページに掲載されていますので、参考にして下さい。また、『新型インフルエンザ対策関連情報』のページには、身近な予防策などが、動画でも紹介されています。