きのこの和風ミネストローネ [minestrone]

秋の味覚で生活習慣病を予防

1人当たり 110kcal 塩分1.2g

 今月の「おいしい食卓」は、宮城県岩沼市の医療法人将道会 総合南東北病院 栄養管理課のメニューからご紹介させて頂きます。
 レシピは昨年の病院広報紙『みな・みな・ねっと』10月号で紹介されたもので、ホームページにも掲載されています。
 これから秋の肌寒さが増す季節、あったかスープを生活習慣予防に役立ててみてはいかがでしょう。
 ミネストローネは、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープ。イタリア語で「具沢山のスープ」と言う意味があります。
 ちょうど日本の味噌汁にあたるような料理で、イタリアでは各家庭でごく一般的に作られます。
 タマネギやじゃがいも、にんじん、キャベツ、セロリ、ベーコンなどを主な具材にして、ショートパスタなどとトマトスープで煮込んだものが一般的ですが、食材はほぼ何でもよく、レシピもあって無いような自由な料理で、トマトを使わなくてもミネストローネと呼ばれているようです。
 今回は、秋の味覚の一つであるきのこをたくさん使ってみました。牛乳とみその風味があいまって深い味わいの一品になっています。
 きのこは、味よし、香りよし、そして低エネルギーで食物繊維もたっぷり含まれているため、生活習慣病予防にも効果があると言われています。
 味噌汁と同じで、いろいろな味のバリエーションも可能です。毎日食べても飽きない〝定番料理〟になりそうです。

材料(2人分)

きのこ(えりんぎ、まいたけ、しめじ 等) じゃがいも にんじん たまねぎ トマト なす   味噌 だし汁 牛乳
100g 20g 20g 20g 20g 20g   大さじ1 1カップ 1カップ
※だし汁、味噌によっては味が濃くなりすぎる場合があります。最初は少な目に入れて調整して下さい。

作り方

  1. キノコは石づきを除き、食べやすい大きさに分ける。
  2. 野菜はそれぞれ1cm角くらいの大きさに切る。
  3. 鍋にだし汁と(2)を入れて、軟らかくなるまで煮る。
  4. みそを溶き入れ(1)を加えて、ひと煮する。
  5. 牛乳を加えて、ひと煮立ちしたらできあがり。

 

◎ホームページ  http://www.minamitohoku.jp/kouhou/kouhou.html
◎料理レシピほか 医療法人 将道会 総合南東北病院 栄養管理課 管理栄養士 森屋香奈子さん