鯛とグリーンピースの炊き込みご飯

旬を楽しむ祝いの膳

1人当たり 395kcal 塩分1.4g

   桜の花が咲く頃に鯛は旨味が増し、おいしい時期を迎えます。
 春には刺身や塩焼きだけでなく、炊き込みご飯や潮汁、旬の野菜との炊き合わせなど鯛の旨味が楽しめる調理法がおすすめです。切り身を使うと簡単に調理ができますね。
 鯛の栄養価は質の良いタンパク質が豊富に含まれていることが特徴です。炊き込みご飯は筍やごぼう、菜の花、木の芽等、旬の野菜でも応用できます。
 春の食材からもう一品 筍の天ぷら
 筍は食物繊維の豊富なヘルシー食材です。食物繊維は便秘の症状を改善するほか、コレステロールの吸収を和らげる働きがあると言われています。水煮などは年中手に入りますが、生の筍は4月から5月に出まわります。下準備は大変ですが、春の味覚を楽しみたいですね。

一人当たり●32kcal
塩分0.3g

 作り方(4人分)は、まず下準備として、よく洗った筍100㌘と米ぬかをたっぷりの水にいれ、根元にくしが通るようになるまで1時間ほどゆでます。
 下ゆでした筍をくし形にきり、天ぷら粉を冷水でといて、筍に衣を付け、170度から180度の油でカラッと揚げます。
 天つゆや塩、抹茶塩でいただきます。筍の煮物を使っても、おいしい天ぷらができますよ。
 

材料(4人分)

鯛切り身 エリンギ 人参 昆布 グリーンピース 薄口醤油
2合 2切れ 1本 5cm 1枚 50g 大さじ1.5杯 大さじ2杯 少々

作り方

  1. 鯛は塩を少々ふり、10分おく。水気をふき、強火で焼き色がつくまで焼く。
  2. 人参は細切り、エリンギは長さを3等分にし、薄切りにする。グリーンピースは塩茹でする。
  3. 研いだ米に薄口醤油、酒を入れる。水を加え、2合分の水分に合わせる。人参、エリンギ、昆布、鯛の順に入れ、ご飯を炊く。
  4. 炊きあがったら、昆布を取り出し、細切りにする。
  5. 鯛をほぐし、グリーンピースを加え、さっと混ぜる。

 

◎内容は一般財団法人脳神経疾患研究所 附属 総合南東北病院 栄養管理課のホームページ掲載記事などを参考にご紹介しています。
http://www.minamitohoku.or.jp/nutrition/index.htm