健康情報 こんにちわ

 

夏休みの宿題・自由研究

夏休み……子どもにとって、気がかりなことは夏休みの宿題です。
夏休みの宿題は、毎日、ある程度の分量を終わらせていけばけっして過重なものではないのですが、実際には、これがなかなか難しいようです。

夏休みの宿題

学習を継続的に行なうには習慣化が大きな力を発揮します。しかし、学習を習慣にするには時間がかかります。諸説ありますが、学習を習慣にするにはおおむね1か月程度かかるとみてよいでしょう。夏休みが始まってから新たな学習習慣を身に着けようとしても、これでは夏休みが終わってしまいます。
夏休みの学習習慣(特に学習時間)は、夏休みに入る前の習慣を活かすようにしましょう。
夏休みに入る前に子どもが立てた学習計画を、もう一度見てください。いままでの学習習慣とあまりにかけ離れている場合は、計画倒れになる可能性が高くなります。普段、学校に行っている時間や夜に宿題を行なっている時間を考慮して、上手にアドバイスしてあげてください。

夏休みの自由研究

子どものなかには、夏休みの自由研究を負担に感じる子もいるようです。どんなテーマがよいか、どのようにまとめたらよいか、こうした点でのとまどいが見られます。また、予定していた課題に取り組む時間がなくなってしまったというケースもあることでしょう。
学習教材メーカーのサイトには、500近いテーマから、書式にのっとって1日で自由研究が終わるように企画したものもあります。
ただ、せっかくの夏休み……。日本各地の博物館・科学館・図書館・地方自治体では、「夏休みの自由研究相談会」が行なわれています。どこで、どのような企画が行なわれているかはインターネットで検索できるので、ぜひ、利用してみてはいかがでしょうか。

-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2013年8月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載