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肥満解消-今日からできる 簡単ウォーキング

「肥満」とは、「身体に脂肪が過剰に蓄積した状態」のことですが、実は肥満には種類があります。肥満が健康に良くないことは知られているところですが、特に問題なのは命にかかわる多くの生活習慣病のもとになりやすいことです。
そこで肥満解消のため、ウォーキングを始めてはいかがでしょうか。

正しいウォーキングとは?

 ウォーキングは健康のためによいことはもちろん、肥満解消=ダイエットにも効果があります。しかも、ただ歩くだけですから誰にでもできる肥満解消法です。
 もちろん、「ただ歩くだけ」といってもコツがあります。速度や姿勢など、そのコツをマスターして正しいウオーキングで、肥満解消をめざしましょう。







肥満にはいろいろなタイプが

 まず知っておきたいのは、肥満にはいろいろなタイプがあるということ。
 よく言われる分類方法に洋ナシ型=皮下脂肪型と、リンゴ型=内臓脂肪型=があります。
 洋ナシ型は女性に多い、いわゆる「下半身太り」。お尻や太ももに皮下脂肪が目立ちます。さらに、皮下脂肪が落ちにくいという特徴があります。
 リンゴ型はお腹、背中、二の腕などが目立つ 「上半身太り」。男性や、更年期を過ぎた女性に多く、内臓脂肪がつきやすく、動脈硬化、糖尿病、脂質の異常症などの生活習慣病を招く恐れがあります。
 内臓脂肪は、腹囲(へその高さで測るウエスト周囲径)と比例するため、腹囲を測定すれば内臓脂肪型肥満かどうかがわかります。
 男性85m以上、女性90m以上の場合、内臓脂肪型肥満と判定されます。
 また、最近問題視されているのは「かくれ肥満」偏食や運動不足、ダイエットのリバウンドを繰り返すことが原因と言われています。一見肥満には見えなくても、お腹だけポッコリ出ているような人は、要注意です。

肥満と生活習慣

 最近ではあらゆる世代において、女性より男性に肥満の人が多くなっています。そして、当然ですが肥満は、食事量や生活習慣と大きな関係があります。
 食べる量(大食い) や食べ方(早食い)、運動量のほか、ストレスの解消や、生活のリズムに気をつけることも、肥満の予防・改善にとって大切なことです。
 ストレス解消のために暴飲暴食、そしてそれが原因となり肥満になってしまうことが少なくありません。ウオーキングダイエットを続けながら、ぜひ「生活習慣の見直し」 についても考えてみてください。















-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2013年9月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載