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「コア(体幹)トレーニング」とは、肉体についた見た目の筋肉ではなく、腹部体内の詠肉(インナーマッスル)をきたえるものです。難しそうに感じるかもしれませんが、若い人はもちろん、高齢者でも行なえる安全なトレーニングです。ぜひチャレンジしてみましょう。
体幹をきたえるとは、具体的にいうと胴体をきたえること、つまり、腹筋、背筋のトレーニングということになります。
体幹は胴体の曲げ伸ばしのほか、重力に逆らって直立の姿勢を保ち、身体全体のバランスをとる役割を担っています。
歩く、走る、跳ぶといった動きをしても、身体のバランスがとれるのは、体幹の筋肉の姿勢を保つ働きのおかげなのです。体幹は身体をしっかり支える最も重要真肋肉ですから、体幹が弱いと姿勢が特に記載のない運動は、3秒かけて動かし、3秒間静止、3秒でもとに戻すのが基本です。10~20回行ないます。このとき、無理をしたり、勢いをつけて行なわないでください。悪くなったり、ぎっくり腰になりやすいなど、生活に支障をきたすことになりかねません。
今月は、無理なく続けられる「コア(体幹)トレーニング」をご紹介します。
実践することで、姿勢が美しくなり、疲労回復やけが予防にも効果を発揮します。
ご紹介した5つのトレーニングのうち、好きなものを二、三選んで始めてみましょう。 正しいフォームで行なえ、かつ可動域も広がってきたなと感じたら、バリエーションを増やしていくとよいでしょう。 何より定期的に続けていくことが、自宅でのトレーニングで効果をあげるために最も重要なポイントです。
トレーニングの目安としては、それぞれのエクササイズを10~20回を1セットとして、2~3セット、行ないます。毎日、行なう必要はありません。週に2~3回のペースで定期的に行ない、長続きさせることが大切です。体幹はしっかりきたえられていきます。 ダンベルなどを使わずに、自分の身体だけで行なえる筋力トレーニングですし、手足を伸ばして寝転べるスペースがあれば、誰でもできるトレーニングです。 ぜひ、チャレンジしてみてください。
-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2014年04月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載