労働安全衛生法の一部が昨年の6月に改正され、従業員数50人以上のすべての事業場には、医師、保健師の指導によるストレスチェックの実施が事業者に義務付けられました（従業員数50人夫満の事業場については、努力義務）。
この制度は、2015年12月1日から実施される予定です。

心の健康診断・ストレスチェック

　健康診断が身体の健康状態を調べるのに対して、ストレスチェックは心の健康を調べるための健康診断といえるでしょう。
　ストレスチェックの柱となるのは、表に掲載した個人の心理状態にかかわる九つの質問です。
　疲労・不安・抗うつの三項目それぞれに三つの問いがあり、項目ごとに点数をつけることで、現在の精神的な健康状態を確認します。
　みなさんも、表に○を点けながら、ストレスチェックを　試してみてください。
【注意！】ストレスチェックは、うつ病などの精神的疾病にかかっているかどうかを判定するためのものではありません。

－すぐに役立つ暮らしの健康情報－こんにちわ 2015年03月号：メディカル・ライフ教育出版　より転載