健康情報 こんにちわ

 

介護施設サービスについて①

日本の現代社会、介護サービス施設はずいぶん増えました。介護保険で利用できるサービスには、介護給付サービスと予防給付サービスがあります。さらに大きく分けると、自宅で受けられるサービスと、施設に出かけて、日帰り、あるいは宿泊しながら受けられるサービスがあります。今回は介護施設の日帰リサービスについてです。

通所介護(デイサービス)とは?

 「適所介護(デイサービス)」とは、サービス利用者が適所介護の施設(デイサービスセンターなど)に通い、高齢者同士が交流しながら、食事や入浴といった日常生活をおくるうえでのサービスを、日帰りで受けられるというものです。
 サービス内容や目的、費用や料金、利用(入居)条件については施設によってさまざまです。
 また、介護老人福祉施設は、要支援1・2の人は利用できないといった利用資格があります。また、新たに入所する場合も、要介護1・2の人は、特別な理由がなければ利用できないことになっています。


通所リハビリ(デイケア)とは?

 「通所リハビリテーション」は「デイケア」とも呼ばれ、利利用者が適所リハビリテーションの施設(病院、診療所、老人保健施設)に通い、食事や入浴などの日常生活をおくるうえでの支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを、日帰りで提供してもらうしくみです。目指すところはやはり、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう支援するものです。
 送迎費用はサービス費用(利用者1割負担)に含まれますが、デイサービスも含め、おむつ代や食事代は別途料金で各利用者が負担することになります。
 詳しくは、各介護施設や地元の役所の介護保険課にたずねてみましょう。

-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2015年06月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載