健康情報 こんにちわ

 

サプリメントとの正しい付き合い方

日本におけるサプリメント市場は1兆5千億円を超え、さらに今後、その市場規は現在の2倍以上になるとの推測もされています。

サプリメントは、正しく使えば健康によい効果が期待できる商品もありますが、誤った使い方をすると健康被害を起こすこともあります。

サプリメントは目的をもって使用する

サプリメントを使用するときは、食事による栄養バランスが取りにくいときに補助的に使用するという、本来の目的に沿った使用法を心がけましょう。

例えば、疲れているときには甘い物が欲しくなりますが、こうした場合、ほんとうに不足している栄養は何かを考える必要があります。エネルギーの元となる糖分が足りていないのか、それとも糖分は足りているのに、糖分をエネルギーに変換するビタミンが足りていないのか。

普段の食生活や体調をしっかりと把握したうえで、こうした判断ができるようになれば、サプリメントの使用も一定の効果が期待できるでしょう。

サプリメントがもたらす危険性

サプリメントを使用するときにもっとも注意しなければならないことは、薬との兼ね合いです。サプリメントのなかには、特定の薬の効果に悪い影響を与える成分を含んでいるものがあります。薬物治療を受けている方は、サプリメントを使用する前に医師に相談しましょう

もう一点、サプリメントで注意したい点は、サプリメンの過剰摂取です。もともとサプリメントは。食事では摂取できないほどの量の栄養を濃縮して作られています。こうしたサプリメントを摂取することで、アレルギーの問題をはじめ、思わぬ健康被害をもたらすことがあります。とくに、推奨されている量を超えてサプリメントを過剰に摂取することは、危険なので避けてください。

 

-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2016年7月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載