健康情報 こんにちわ

 

ジェネリック医薬品

 ジェネリック医薬品は、最初に開発・発売された先発医薬品の特許期間が終了したあとに発売された医薬品のことです。製薬会社としては薬剤の開発コストを抑えられるため、先発薬品よりも安い価格でジェネリック医薬品を販売することができます。
ジェネリック医薬品には、先発医薬品と同じ有効成分が同量含まれています。また、同じ基準をクリアしているので、基本的には同じ薬効が期待できます。ただし、完全に同じというわけではありません。薬剤は、有効成分と添加剤によって作られています。添加剤によって薬の味・色・形が決まりますが、この添加剤に使用される成分に違いがあることがあります。
ジェネリック医薬品の使用を希望する場合はどうすればいいでしょうか?
すべての医薬品にジェネリック医薬品が販売されているわけではなく、また、病気によっては変更が不適切な場合もあります。まずは、かかりつけの医師に相談してください。また、処方箋にはジェネリック医薬品へ変更できるかどうか、医師が署名する欄があります。処方箋を確認してみましょう。
医師の許可を得たうえで変更を希望する場合は、その旨、調剤薬局の薬剤師に伝えてください。個々のジェネリック医薬品について、気がかりなことやわからないことは遠慮なく聞いてみましょう。

-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2013年8月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載