第36回日本四肢再建・創外固定学会学術集会 ご挨拶
第36回日本四肢再建・創外固定学会学術集会 ご挨拶
第36回日本四肢再建・創外固定学会学術集会

会長のご挨拶

第36回日本四肢再建・創外固定学会学術集会 会長 竹中 信之
 
第36回日本四肢再建・創外固定学会学術集会 
会長  竹中 信之 
第36回日本四肢再建・創外固定学会学術集会 会長 竹中 信之
 

第36回日本四肢再建・創外固定学会学術集会 
会長 竹中 信之 

第36回日本四肢再建•創外固定学会学術集会開催にあたって

 
この学会は『日本創外固定· 骨延長学会』から『日本四肢再建· 創外固定学会』へ名称を改め、創外固定術と骨延長術だけではなく、広く四肢再建全体を扱う学会に生まれ変わりました。今までの学会のイメージを破壊し新たに『日本四肢再建· 創外固定学会』(JALREF)を創造するために、今回のテーマは『破壊と創造』にしました。学会参加者全員の一体感を重視し会場はできる限り一会場にしました。参加者の皆様に私が国内外で仲良くしてきた著明な先生達のお話を聞いてもらいたくプログラムを欲張りに考えました。彼らの得意なトピックスについて深く語っていただけるようにお願いしてありますので是非お楽しみください。特別講演は英国で高齢者大腿骨近位部骨折早期手術と二次骨折予防を多職種連携で実施する取り組み、FFN 活動として世界に発信するシステムを創設された敬愛するDavid Marsh 先生に、そのパッションの源についてお話いいただきます。他にも小児四肢再建トランスフォーメション手術を行うドイツの鬼才Michel Weber 先生、足関節固定術後を人工足関節で再建し腓骨の重要性を唱える同志であるLew Schon 先生、骨再生のdiamond concept から骨癒合不全の治療を教えてくれた四肢再建のトップランナーPeter Giannoudis 先生にお話いただきます。私は彼らが来日し会して講演してくれることを大変嬉しく思っています。また、我々の講座を選んで郡山に研修に来たリバプール大学のNick Peterson 先生とインドASAMI 代表であったMilind Chaudhary 先生に関節再建について講演をお願いしました。学会終了後から会場を裏磐梯の大自然の中に移動して、サテライト企画「第7 回裏磐梯外傷イリザロフ法セミナー」を行います。この企画はハンズオンと症例検討を中心にしました。私の師匠である松下隆先生、David Marsh 先生、寺本司先生、渡部欣忍先生にご自身の得意分野の講演をお願いしました。
四肢再建術と創外固定術にさらに深くなれ親しんで情報交換してもらおうという企画です。是非若手の先生は参加してください、きっとこれからの人生の糧となるはずです。我々は、福島県郡山と会津で良い講演、おいしいお酒、食事、友と大自然に囲まれて楽しくお過ごしいただけるようホストしますので是非奮ってご参加くださいますようお願い申しあげます。