一般社団法人 日本臨床医療福祉学会

理事長あいさつ

一般社団法人 日本臨床医療福祉学会

理事長 渡邉 一夫

 本学会は、高齢化による脳卒中や認知症の多発、より複雑化する社会、そして経済的にも混迷を深めるであろう21世紀を力強く発展させるため、チーム医療・福祉の重要性を提唱しながら神経疾患に対する国民の理解や従事者の認識の向上に貢献し、また制度の矛盾点を改善していけるような組織にしていきたいと思い、「日本神経疾患医療福祉従事者協議会」として平成14年10月13日にスタートいたしました。
 その後、第一線の神経疾患医療の分野で活躍している医療従事者間の意見の交換や議論を深めて、神経疾患医療・福祉の水準を高め、広く国民にその疾患の啓発と普及に貢献し、併せて各関係団体との連絡協議や提言等を通して連携を密にすることを目的とし、学会を開催して参りましたが、神経疾患に関わらず多岐に渡る分野の方々にご参加、ご支援をいただけるようになってきたことから、医療福祉に携わる全ての方々を対象に、更なる活動の輪を広めていきたいという意味を込め平成19年8月30日に「日本臨床医療福祉協議会」へ改名いたしました。
 このたび、平成25年7月29日に一般社団法人手続きを完了し、名称を「一般社団法人 日本臨床医療福祉学会」として正式に設立されました。これを機に今後さらに発展するよう力を注いで参りますので、今後とも変わらぬご支援をいただきますよう、お願申し上げます。