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大地震を想定した院内災害対応訓練を実施しました!

 総合南東北病院では10月28日㈯に、大地震による多数傷病者の受入れを想定した院内災害対応訓練を実施しました。

 昨年4月に地域災害拠点病院と原子力災害医療協力機関に指定されてから2回目となる訓練で、約150人が参加。当院からDMAT(災害派遣医療チーム)や各病棟・部署の看護師や事務職員らが訓練に臨みました。外部からは郡山消防署の救急隊員、県内医療機関のDMAT、国際医療看護福祉大学校の学生が参加しました。

 訓練は「福島県沖でマグニチュード8・0の地震が発生し、郡山市は最大震度6強を観測。市内北部では停電が発生。化学工場で火災があり、多数の傷病者が当院に搬送される。また、県内の原子力発電所の作業員が負傷し、当院に運び込まれた」との想定で行われました。

 

 

 訓練の主な内容は災害対策本部の設置や多数傷病者の受入れ、放射性物質汚染傷病者受入れで、災害対策本部では県内の関連病院・医院や福祉施設などの被害状況確認、他院DMATの受援対応、入院病床の確保など、多数傷病者の受入れでは模擬患者の搬送、重症度に応じて傷病者を振り分けるトリアージ(重症は赤札、中等症は黄札、軽傷は緑札)など、放射性物質汚染傷病者受入れでは防護服を着用し、被ばく線量の測定や患者の脱衣・除染、診察と処置などを実施しました。

 参加したスタッフは、それぞれの役割に従って本番さながらに訓練に取り組みました。国際医療看護福祉大学校の学生は傷病者役を担い、軽症者は自力で歩行、重傷者は担架やストレッチャーで運ばれて治療を受けるなど、貴重な体験となりました。

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