呼吸器内科

診療のご案内

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※1受付:午後3時まで 診療:午後2時00分~午後3時30分
※予約以外のお問い合わせは、午前中にお願いします。
※受付時間が変更になる場合がございます。

診療内容

呼吸器内科で診療する疾患は、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの気道疾患、特発性肺線維症や薬剤性肺障害などの間質性肺炎、肺がんや悪性胸膜中皮腫などの腫瘍性疾患、気胸や胸膜炎などの胸膜疾患、サルコイドーシスや好酸球性肺炎などの免疫・アレルギー性肺疾患、肺炎などの気道感染症、じん肺など職業性肺疾患、慢性呼吸不全など多岐に渡ります。

*現在、風邪などの上気道炎は総合診療科、睡眠時無呼吸症候群は耳鼻科、肺血栓塞栓症など肺血管疾患は循環器内科が担当となります。

対象疾患

  • 喘息
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 悪性腫瘍(肺がん、悪性胸膜中皮腫)
  • 気胸
  • 肺炎
  • 胸膜炎
  • 結核
  • 非結核性抗酸菌症
  • 肺真菌症
  • サルコイドーシス
  • 間質性肺炎
  • じん肺などの職業性肺疾患
  • 慢性呼吸不全など

実施している検査

適切な診断が、最適な治療に繋がります。問診や身体診察に加え、血液検査、画像検査(レントゲンやCT、PETなど)、喀痰などの細菌検査、呼吸機能検査など必要な検査を組み合わせて実施します。さらに専門的検査として当院では以下の検査が可能です。

  • 気管支鏡
  • 局所麻酔下胸腔鏡
  • CTガイド下肺生検(放射線診断科)
  • 外科的肺生検(呼吸器外科)

喘息・COPD

  • 咳やゼーゼー、息切れなどの症状が生じる疾患です。
  • 診察や検査を行い、吸入薬を中心とした薬剤で治療を行います。
  • 禁煙だけで症状が軽くなる方は多く、禁煙は治療の第一歩です。
  • 適切な吸入薬を処方されているにも関わらず吸入方法が上手でないために薬が十分に効かない場合があり、吸入指導を行っています。
  • 難治性喘息の患者さんには、各種抗体製剤(注射薬)の導入を行っています。

特発性肺線維症・間質性肺炎、びまん性肺疾患

  • 採血やX線、CT、呼吸機能検査に加え、CT画像のパターンに応じて気管支鏡や外科的肺生検での精密検査を行います。
  • 病状に応じて、ステロイドや免疫抑制剤、抗線維化薬を導入しています。

肺がんなど腫瘍性疾患

  • 腫瘍を疑う陰影を認めた場合、まず確定診断が必要です。陰影の部分から細胞や組織を採取するために、気管支鏡やCTガイド下肺生検、外科的肺生検などを行います。
  • 確定診断後は、日本肺癌学会のガイドラインに則った標準治療を行っています。手術が可能な場合は呼吸器外科に、放射線治療が望ましい場合は放射線治療科にご紹介しています。抗がん剤治療(化学療法)は、患者さんの腫瘍の特性や病状、持病を考慮して行います。
  • 緩和治療は病状に応じて行います。抗がん剤治療などと並行して行う場合と、緩和治療単独で行う場合があります。痛みなどを緩和する目的で放射線治療(緩和照射)を行うこともあります。薬剤による症状緩和は当科で実施しますが、適宜緩和ケア科と連携を行います。ホスピスや緩和ケアを専門とした医療機関・施設への紹介も可能です。

気胸

  • 気胸とは、肺に穴があいて空気が漏れることが原因で肺がしぼんでいる状態です。
  • 通常、空気が貯まっている空間(胸腔)に局所麻酔下に肋骨の間から針や管を挿入して空気を外に出す治療をします(胸腔ドレナージ)。
  • 治っても繰り返す場合や難治性の場合は、手術や胸膜癒着療法の他、気管支鏡を使って空気漏れの原因となっている気道にシリコンを詰めて空気漏れを止める処置(EWS)も可能です。

胸膜炎

  • 胸膜炎は何らかの原因で肺の表面から肋骨の内側の間の空間(胸腔)に炎症が生じ、液体(胸水)が貯留した状態です。
  • 原因を調べるため、針で胸水を抜きます(胸水穿刺)。
  • さらなる精密検査が必要な場合は、炎症が起きている胸膜の組織の採取を行います。局所麻酔下胸腔鏡や手術で行います。

肺炎・結核・非結核性抗酸菌症・肺真菌症

  • これらの疾患は細菌やカビ(真菌)などによる呼吸器感染症です。
  • 採血、X線検査や喀痰検査などを行い、抗菌薬で治療を行います。
  • 当院における結核診療は、他者への感染性がない状態の患者さんに限り行っています。
  • 最近患者数が増加している非結核性抗酸菌症の検査・治療も行っています。陰影が拡がってきているにも関わらず喀痰がなかなか出ないために確定診断が困難な場合は、気管支鏡検査での精密検査をお勧めしています。
  • 肺真菌症で最も多い原因菌は、アスペルギルスというコウジカビの一種です。病状により内服や点滴、手術などで治療を行います。

血痰・喀血

  • 痰に血液が混じる状態を血痰、吐き出した痰が血液そのものの場合を喀血といいます。痰に混じった血液が少量の場合はのどや歯茎からの出血であることも多いですが、血液量が多い痰が咳のたびに出る場合はのどより奥の気道から出血している可能性が高くなります。
  • 喀血の原因は気管支拡張症、非結核性抗酸菌症、肺真菌症、肺がんなどです。病気の影響でできた気道周囲の異常血管から出血することが多いとされます。
  • 出血量が多い場合は入院のうえ止血剤の点滴や、出血源となる異常血管をカテーテルで詰める気管支動脈塞栓術(BAE)を行うことがあります。

じん肺

  • 労働中に吸入した粉塵よって生じる職業性の呼吸器疾患です。
  • 労働局からじん肺あるいは石綿の健康管理手帳を交付された方を対象とした「じん肺健康診断」および「石綿健康診断」を、2024年度から開始しています。

慢性呼吸不全

  • 呼吸状態を評価したうえで、在宅酸素療法(HOT)、在宅非侵襲的陽圧換気(NPPV)などを導入しています。機器は専門業者からのリースです。病院への定期通院時に機器のリース代金を病院に支払うことで機器を継続して使用できます。

スタッフ紹介