培養上清液で未病を改善

間葉系幹細胞の培養上清液StemSup®とは、間葉系幹細胞に生理活性物質（100種類以上のサイトカインやマイクロRNAを含むエクソソーム）を作らせるように培養し、この活性物質を含む培養の「上澄み（細胞を含まない間葉系幹細胞の培養上清液）」を回収した液です。

このStemSup®に含まれる多様なサイトカインやエクソソームには、細胞間のメッセンジャーとして、さまざまな細胞の増殖、血流の改善、傷害部位での炎症の抑制などの効果があります。したがって、StemSup®により、いわゆる「未病」を改善して健康を維持・増進することが期待できます。

StemSup®は、人工的に加えられたサイトカインやインスリンや牛胎児血清などの混入物を含まず、間葉系幹細胞から自然に分泌される活性物質のみを含む安全な製品となっています。

患者様お一人お一人の目的に合わせたStemSup®と投与法の選択が可能です

StemSup®には、脂肪組織の間葉系幹細胞に作らせた培養上清液StemSup-A、乳歯歯髄の間葉系幹細胞に作らせた培養上清液StemSup-DP及び臍帯の間葉系幹細胞に作らせた培養上清液 StemSup-UCがあります。それぞれが含む活性物質には違いがあり、改善させたい症状に応じてどのStemSup®を使用するかの使い分けをおこなうことが可能です。

また、StemSup®は目的に応じて以下のような投与法の選択が可能です。

点滴

静脈に点滴したStemSup®は血管を通して全身に広がっていきます。当院でのこれまでの使用経験では、肝機能の改善、疲労回復、神経痛の改善、肩こりの改善、熟睡、視力の改善、手足の冷えの改善、更年期症状の改善などのさまざまな変化を認めています。

点鼻

鼻腔にStemSup®を投与することで、活性物質が脳脊髄液に直接入っていき、脳で作用しやすくなります。今後、脳梗塞の後遺症、認知症、脊髄損傷、脳性麻痺などへの効果の検証が必要です。点鼻の場合、定期的な医師の診察の下、ご自宅でおこなっていただくことが可能です。

局所注射

ほうれい線などの顔のしわに直接注入することにより、しわをなくし、肌の若返りを期待することができます。また、頭皮への注入により、頭髪の発毛・育毛効果が期待できます。