10月に入り秋らしい日々が続いています。平成25年度も後期に入り4月入職した新人さんも成長しており、頼もしい限りです。この季節になると戴帽式を行う看護学校が多く私も呼ばれることがあります。戴帽式は看護学生が入学後一定期間、看護の基礎を履修し、その評価のもとに新たな決意をもって看護を職業として選んでいくひとつの区切りとして行われる儀式とされていますが、学校によって戴帽式の形も変わってきていることが実感されました。教務の先生からキャップを着けてもらう従来の学校もあれば、キャンドルサービスのみの学校もあります。戴帽式の形は違っても自分が看護の道を選んだという想いを新たにするということでは、いずれも厳粛な中に身の引き締まる思いが感じられました。看護師を目指した人はだれもがこの感動を味わってきたはずです。しかし看護師への想いを持ちながらそれぞれの事情から現在看護師業務から離れている人もたくさんいると思います。その中には復帰したいが不安で戻れないと思っている方もいるでしょう。学生時代のあの感動を思い出してみてください。当院でも個人個人に合わせた研修で潜在看護師の復帰を応援しています。　

「あなたももう1度看護師に戻ってみませんか」