総合南東北病院

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放射線科

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技師人数・資格取得状況

人数構成

診断部門 男性(名) 女性(名)
放射線技師 45 16
治療部門 男性(名) 女性(名)
放射線技師 32 4
医学物理士 10(1名非常勤)  

資格取得状況

資格 人数(名)
第一種放射線取扱主任者 5
検診マンモグラフィ認定技師 10
X線CT認定技師 6
肺がんCT検診認定技師 1
磁気共鳴専門技術者 1
核医学専門技師 1
Ai認定技師 1
医療情報技師 1
医学物理士 13(試験合格者)
放射線治療品質管理士 3
放射線治療認定放射線技師 3
放射線機器管理士 1
放射線機器管理士 1
放射線管理士 1
放射線被ばく相談員 1
臨床実習指導教員 1

本院機器

一般撮影 X線発生装置 キャノンメディカル 3台
FPD(フラットパネル)システム 富士フィルムメディカル フルサイズ3枚
四切サイズ1枚
コニカミノルタ 半切サイズ1枚
全長撮影専用FPDシステム※ 富士フィルムメディカル 17×49インチ
回診用X線撮影装置 島津製作所・日立製作所 各1台
回診用FPDシステム コニカミノルタ 半切サイズ2枚
X線骨密度測定装置 PRODIGY GE healthcare 1台
マンモグラフィ Senographe
Essential+TOMO
GE healthcare 1台
歯科撮影装置 PROMAX 2D PLANMECA 1台
X線透視装置 Ultimax キヤノンメディカル 1台
EXAVISTA 日立メディカル 1台
SONIALVISION
Safire17
島津製作所 1台
血管撮影装置 Allure Clarity
FD20/20 722013
PHILIPS 1台
INFINIX-8000V/JB キヤノンメディカル 1台
INFX-8000V/N9 キヤノンメディカル 1台
体外衝撃波結石破砕装置 ドルニエDeltaⅡ ドルニエ 1台
MRI装置 Discovery 750w GE healthcare 1台
Optima 450w GE healthcare 2台
CT装置 Optima660 GE healthcare 1台
Revolution CT GE healthcare 1台
SPECT装置 INFINIA GE healthcare 1台

医療クリニック機器

一般撮影 X線発生装置 島津社製 2台
フラットパネル
(FPD)システム
富士フィルムメディカル社製 フルサイズ2枚
半切サイズ2枚
四切サイズ1枚
MRI装置 Signa EXCITE XL 1.5 GE healthcare 2台
Signa EXCITE HDxt 3.0T GE healthcare 1台
CT装置 Optima660 GE healthcare 2台
歯科撮影装置 PROMAX 3D PLANMECA 1台
サイバーナイフ CyberKnife M6 ACCURAY 1台
ガンマナイフ Leksell Gamma Knife Icon Elekta 1台
PET-CT装置 Discovery PET/CT
600 Motion
GE healthcare 1台
Discovery PET/CT
610
GE healthcare 1台
Discovery IQ
ODYSSEY 5R
GE healthcare 1台
Discovery IQ
ODYSSEY 3R
GE healthcare 1台

放射線治療棟機器

リニアック Clinac iX Varian Medical
Systems
1台
TrueBeam Varian Medical
Systems
1台
RALS マイクロセレクトロン
HDR-V3
Nucletron 1台
CT装置 Light Speed RT16 GE healthcare 1台
X線シミュレータ Acuity Varian Medical
Systems
1台

陽子線センター機器

X線透視装置 Ultimax キヤノンメディカル 1台
MRI装置 Signa HDx 1.5T GE healthcare 1台
CT装置 Aquilion LB キヤノンメディカル 1台
PET-CT装置 Discovery ST Elite GE healthcare 1台
陽子線治療装置 粒子線治療装置(陽子タイプ) 日立製作所
回転ガントリ 2室
水平照射室 1室

BNCTセンター機器

BNCT治療システム NeuCure 住友重機械工業 2室
一般撮影 X線発生装置 島津社製 3台
CT装置 Aquilion TSX-201A キヤノンメディカル 1台

創薬サイクロトロン研究センター機器

PET/CT装置 ClariTom uMI780 United Imaging 1台

診断部門

一般撮影

  • ・一般撮影室では、胸部や腹部、四肢など、全身のあらゆる部位のレントゲン写真を撮影する所です。
  • ・撮影部位によって撮影方法や撮影条件が異なるので、適宜変更して撮影しています。
  • ・外傷センター開設に伴い、DR方式ロングパネルを導入しました。17×49インチの領域が1回のX線曝射で可能となり、下肢全長撮影などを行っています。

歯科撮影


骨密度装置

  • ・当施設に導入されている骨密度測定装置は、DXA法を用いた装置です。DXA法(デキサ法二重エネルギーエックス線吸収法)は2種類の異なるエネルギーのX線を用い、骨と軟部組織の吸収率の差により骨密度を測定する方法です。
  • ・主に、女性に多い骨粗しょう症の診断機器として利用されていますが全身をスキャンすることが可能であり、からだの各部位にどのくらい脂肪がついているかをデータで見ることが出来ます。また各部位ごとに脂肪量や体脂肪率も分かるので、ダイエットコントロールはもちろん、糖尿病や心臓病など生活習慣病によるリスクを高くするメタボリック症候群対策にも利用いただけます。

結石破砕装置

  • ・当院では、腎結石・尿路結石の治療として体外衝撃波結石破砕術『ESWL』を行っております。
  • ・この治療(治療装置)は、体外から筋肉や他の臓器を傷つけることなく衝撃波というエネルギー波を結石に照射し、粉々に粉砕します。

マンモグラフィ

  • ・乳房X線撮影装置(マンモグラフィ)は、早期乳がんを検出する最も有効な検査の1つであり、乳房内の陰影や石灰化の抽出に優れた乳房専用の撮影装置です。
  • ・当院では、FPD搭載デジタルマンモグラフィ装置、CAD(読影支援システム)を導入しており、高画質はもちろん、被ばくの低減が可能です。また、NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構の技術認定を取得した女性技師が撮影を行っています。

MRI

  • ・MRIは磁気を利用した画像診断装置です。X線被ばくがなく、任意の断面や血管を撮像することができます。
  • ・3T装置では今までのMRIでは描出の難しかった全身の微小な構造や血管も明瞭に画像化することが可能です。
  • ・Silent-MRAが撮像可能になり、もやもや病やAVMなどの血管疾患で遅い流れの描出に有用です。また、エラストグラフィや6point Dixon法のシーケンスにより、肝臓の様々な情報が得られるようになりました。

CT

  • ・64列マルチディテクターCT(64ch-MDCT)は、広範囲・高分解能・高速撮影を同時に実現できる機器です。
  • ・従来と比較して検査時間を大幅に短縮でき、さらに放射線被ばくを最小限にしながら良質な画像が得られる工夫もされています。
  • ・4台の64列CTが稼働しており、ルーチン検査から特殊検査など、様々な検査を行っています。
  • ・特殊検査としては冠動脈CT-Angio、大腸術前や肝切除術前シミュレーション用CT-Angio、血管動静脈奇形に対するCT-Angio、頭部4DCT撮影等を行っています。また、CT透視下でのCTガイド下生検・ドレナージなどのも行っています。

X線透視検査

  • ・X線を連続で照射することで、体内の様子を観察しながら検査することができます。
  • ・消化器領域ではバリウムを用いた胃の検査(MDL)や腸の検査(DDL)の他に、内視鏡を用いた胆管、膵管の検査(ERCP)などを行っています。
  • ・整形外科領域では下肢全長撮影やトモシンセシスといった断層撮影を行っています。

血管撮影装置

  • ・カテーテルという細い管を使用し、身体の血管の状況を調べたり、血管内治療をする機器です。
  • ・血管内に造影剤を注入することにより血管を映しだして診断します。
  • ・動脈瘤や腫瘍、脳血管や心臓血管の詰まりなどがあれば血管を広げたり、薬を流したりして治療を行います。
  • ・頭部血栓除去術や血管塞栓術、頭頚部癌へのTAE、TAI、肝臓のTACEといった治療や、四肢の血管腫、血管奇形に対しての塞栓術など多岐にわたる治療を行っています。

ハイブリッド オペ室

  • ・ハイブリッド手術室は、手術台と血管撮影装置を兼ね備えた手術室のことであり、高画質の透視と血管造影画像を用いて高度な手術を行うことができます。
  • ・特に胸部大動脈瘤や腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術など、心臓血管外科領域の手術でハイブリッド手術室を利用しています。
  • ・血管造影画像のマッピングや計測などを手術中にリアルタイムで行うことができ、手術のサポートができます。

SPECT

  • ・RI検査とは、微量な放射線を放出する薬(放射性医薬品)を静脈から注射し、装置で体の中の様子を画像にする検査です。
  • ・CTやMRIは臓器の形を見る検査に対して、RIは血流や代謝など全身の臓器の機能を見ることができます。
  • ・脳の検査では認知症や脳虚血疾患の診断ができ、心臓検査では心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患の診断をすることができます。

PET-CT

  • ・PET(陽電子断層撮影法)検査とは、病気の原因や症状を的確に診断する検査です。
  • ・何よりもがんの早期発見、治療効果判定への効果は絶大です。早期胃がんを除くほとんどの悪性腫瘍に医療保険が適用されます。
  • ・検査時に陽電子を放出する薬を注射して、体の中で薬が集まる様子を撮影し、がんはもちろん、アルツハイマー病などの診断にも活用されます。

治療部門

リニアック

  • ・IMRT(強度変調放射線治療)に対応した放射線治療装置です。
  • ・従来の放射線照射法は、放射線が腫瘍だけでなく、その周囲にある正常な組織や、放射線が当たると危険な臓器にも、同じように照射されてしまうことが難点でした。これを解決する方法がIMRTです。コンピューターの助けを借りることで、腫瘍に対しては最大限の効果を発揮する一方、正常組織へ照射される放射線の量を最小限度に抑えることが可能となりました。
  • ・付属のOBI装置(X線撮影装置)を用いることで、ベッド上で治療部位の確認をして治療を行うIGRT(画像誘導放射線治療)が可能です。このような機能により、高精度な放射線治療を実現しています。

リモートアフターローディング装置(RALS)

  • ・腫瘍に対して体の中から放射線を照射する治療法の一種です。
  • ・リモートアフターローディング装置は、放射線を発する物質を入れた管を腫瘍のすぐそばまで移動させて照射します。
  • ・治療の対象は、子宮・気管支・胆道・食道・直腸などの管腔臓器の腫瘍に対して行われます。
  • ・腫瘍に接近して放射線を照射することが可能であるため高い治療効果が期待できるうえ、正常組織の放射線量を低く抑えられるので副作用を減らすことが可能です。

サイバーナイフ

  • ・サイバーナイフシステムは、定位放射線治療、体幹部定位放射線治療を低侵襲で行うために最適化された治療装置です。
  • ・サイバーナイフはロボットアームが患者さんの周囲を自由自在に動くことにより、頭蓋外の頭頸部や体幹部の病変に対しても定位放射線治療が可能となっています。
  • ・短期間で治療を行うことが可能ですので一人ひとりの患者さんの治療ニーズに合わせることが可能です。


ガンマナイフ

  • ・ガンマナイフによる手術は定位置放射線治療(SRS)と言われ、脳疾患に向けた非侵襲的な治療法です。
  • ・脳内病変に対して1回の照射で高線量の放射線を集中させ他の正常組織への被ばくを低くすることが可能です。
  • ・高い正確性と効率性、優れた治療効果で選ばれている手法です。

陽子線治療

  • ・水素の原子核である陽子を光速近くまで加速してがん細胞に当てることで、がん細胞を死滅させる放射線治療です。
  • ・従来の放射線治療は体表面に強く当たり、深いところでは弱くなっていくのに対して、陽子線は深いところにエネルギーのピーク(ブラッグピーク)を作ることができます。
  • ・体の正常の部分の障害を減らしながら体の深いところにある腫瘍に強い放射線を照射することが可能です。

ホウ素中性子捕捉療法 Boron Neutron Capture Therapy(BNCT)

  • ・従来のBNCTは中性子を取り出すために大型の原子炉が必要でしたが、当院では、加速器(サイクロトロン)を用いることで、病院内に設置することが可能となりました。
  • ・エネルギーの低い中性子とがん細胞に集積する性質のある薬剤(ホウ素化合物)の反応を利用してがん細胞のみをピンポイントで破壊する治療法です。
  • ・がん細胞と正常細胞が混在している悪性度の高い脳腫瘍をはじめ難治性のがんに有効と考えられています。

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